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繰り返し処理を行うループ処理
繰り返しの処理を行う場合には、色々なループのステートメントを使います。
繰り返しの回数指定するFOR文
For カウント変数 = 開始値 to 終了値 繰り返し処理 Next
開始値から終了値までの回数ループして繰り返し処理を行います。
使い方の例
Dim intX As Integer = 0 '計算用の変数 ’カウンタ変数が0〜5まで繰り返し For i As Integer = 0 to 5 '足していく intX += i Next
カウンタ変数の「 i 」はループの中でだけ使用できます。
条件に合う場合に繰り返しするDo While文
Do While 条件 繰り返し処理 Loop
条件がTrue(真)の場合は繰り返しを行い続けます。
使い方の例
Dim intY As Integer = 1 '9より小さい場合、繰り返し Do While intY < 9 MessageBox.Show(CStr(intY) & "回目の繰り返し") '値を一つ増やす intY += 1 Loop
条件が最初からFalse(偽)の場合は繰り返し処理を行いません。
条件に合わない場合に繰り返しするDo Until文
Do Until 条件 繰り返し処理 Loop
Do While文とは反対に、条件がFalse(偽)の場合に繰り返しを行います。
使い方の例
Dim intZ As Integer = 20 '値が10より小さくなかった場合、繰り返し Do Until intZ < 10 MessageBox.Show("まだ大丈夫") '一つずつ減らす intZ -= 1 Loop
こちらは条件が最初からTrue(真)の場合は繰り返し処理を行いません。
さいごに
今回は基本的な3つのご説明をしましたが、これ以外にも繰り返し処理を行う構文はあります。
繰り返し処理を途中で抜けたり、次の周へスキップする方法はこちらです。