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一つの対象に複数の条件分岐を行うSELECT文
一つの対象にして複数条件分岐を行いたい場合にはSelect文のステートメントを使います。
Select文による複数の条件分岐
Select Case 条件の対象 Case 条件1 条件1を満たす場合の処理 Case 条件2 条件2を満たす場合の処理 Case Else それ以外の場合の処理 End Select
条件の対象がCaseの条件と当てはまる分岐の処理を行います。
Caseの条件の書き方
Case 10
条件の対象が10の場合に処理を行う
条件の対象が10の場合に処理を行う
Case 10, 20
条件の対象が10または20の場合に処理を行う
条件の対象が10または20の場合に処理を行う
Case 10 to 20
条件の対象が10以上20以下の場合に処理を行う
条件の対象が10以上20以下の場合に処理を行う
Case Is > 20
条件の対象が20より小さい場合に処理を行う
条件の対象が20より小さい場合に処理を行う
使い方の例
'テキストボックスの入力値により分岐 Select Case txtName.Text Case "" '未入力の場合 'メッセージ表示 MessageBox.Show("値を入力してください") Case "中村" MessageBox.Show("こんにちわ、中村部長") Case "鈴木" MessageBox.Show("こんにちわ、鈴木課長") Case Else MessageBox.Show("こんにちわ、" & txtName.Text & "さん") End Select
数値だけでなく、文字列や他のデータ型でも条件の評価する事ができます。